実用書

朝に勝つから朝活!『結果を出し続ける人が朝やること』後藤勇人

仕事がうまくいかない人。

どうも気だるくやる気が出ない人。

一日が終わって時間を無駄にしていると感じている人。

そんな人は朝の行動を変えてみるとがらっと生活が変わるかもしれません。

今回紹介するのは、後藤勇人さんの『結果を出し続ける人が朝やること』です!

朝の活動ってやりたいなと思っても、なかなか夜型の生活から変えるのが大変!

というか、朝活って何をすればいいんだろう……と私は難しく考えすぎていましたが、ちょっとしたことから始めていればいいんだなと思わされました。

本書には、朝にやっておくといいこと、やるべきことを50項目紹介されています。

Contents

著者の後藤勇人さんとは?

著者の後藤勇人さんはどんな人か。

『結果を出し続ける人が朝やること』の著者紹介のところで真っ先に、

”世界一の男”プロデューサー

ブランディングプロデューサー

と紹介されていて、なんだこの人はというのが最初の印象でした。

実際に現時点で、一般社団法人「日本女性ビジネスブランディング協会」の代表理事を務めていて、そこでは女性起業ブランディング専門家という肩書がついていました。

プロデュース業がメインの方のようですね。

後藤さんは、高校を中退後、夜間制の高校から専門学校へ行き、24歳で独立してヘアーサロンを開業。

32歳までにグループは4店舗となり、年収は2000万円を超え、自社ビルを建てるなど成功をしています。

その後、プロデュース業やコンサルタント業を行うようになり、それにあわせて書籍の執筆も行っている人です。

読んでみて実践してみたいと思った内容

『結果を出し続ける人が朝やること』では50項目の朝にやることが書かれていました。

その中でも個人的にこれはよかったなと思う内容を紹介していきます。

その日の目標を3つだけ決める

50項目の中でこれが一番使いやすくわかりやすく、実効性があるなと感じました。

目標を決めて活動を始めるのって当たり前のようで意外とできていなかったりします。

最初に、目標設定ができれば、最低限これだけはやっておこうって思えますし、そこに向けて自分なりにスケジュールを組むこともできます。

目標設定することで、できたときの達成感もあります。

3つだけっていうのもいいですね。

「3」っていう数字は、他人に話をするときにもよく使いますよね。

その方が聞く人も自分自身もすんなりと頭と心に入れることができるものです。

大きな目標は別になくてもいいので、まずは実現可能なところから設定してみるといいかなと思います。

ストレッチ&筋トレで体と会話する

体の不調って仕事の能率とか、やる気に直結しますよね。

「なんかだるいな」

そう思うだけで一日ずっと気分がのらないなんてことも。

実際に体と会話とまでいかなくても、ちょっと準備体操をするだけでも、ストレッチをすこーしするだけでもかなり気持ちがかわります。

ストレッチって5分しただけでもすごくリフレッシュになりますね。

今日1日うまくいくと決めてしまう

朝のスタート時の心がまえが大切って話ですね。

目が覚めて布団の中でぼんやりとしつつ、仕事に行かなきゃな―と準備……。

そんな朝を迎えるよりも、

「今日は素晴らしい日になる!うまくいく!」

と決めて、今日、成功している自分をイメージするのです。

イメージの力ってばかにできないものですよね。

イメージトレーニングをするのはスポーツ選手だけではありません。

私だって、仕事の会議の前にもそうですし、よそに講義に行くときも、どういう姿でどういう風に話をするのかイメージをします。

これって特別なときにはしますけど、別にふだんからしてもいいことです。

それが習慣化できるととても強いなと感じます。

自分のテーマソングを歌う

朝から歌うのか!?と思いましたが、これも意外といい気がしました。

歌の力が偉大なことは誰もが知るところです。

私もいろんな場面を歌とともに乗り切ってきたように思います。

高校・大学の受験勉強。

大学のサークルでもめごとが起きたとき。

就職活動のとき。

仕事がつらくなったとき。

その時々で曲は変わりましたが、とても大きな原動力になったことは間違いありません。

これを聞くとやる気がでる!って曲を持っておくとすごくいいなと思います。

歌わなくても、聞いたり、小さく口ずさむだけでその歌詞が自分を動かしてくれますね。

ちなみに、私の場合、

〇MEGARYU『I・N・G』

〇BUMP OF CHICKEN『ランプ』『バトルクライ』

〇Mr.children『花』

なんかをよく聞いていたなと思います。

おわりに

『結果を出し続ける人が朝やること』の中には、

「いや、これ朝やることではないでしょ?」

と思うような内容もわりと書かれていたんですが、まあそれはそれとして、どれも重要な内容だなとは思います。

実際に朝にやってみたらいいかなと思うのもあるので、ちょっとずつ試してみるのがいいかなと。

一度にいろいろ変えようとすると、無理になるし日常生活にも支障がでそうなんで一つか二つずつからとか。

読んで終わりだともったいないですからね。

さっそくこれからストレッチをして出社しようと思います。

なお、この本の夜バージョンもあるのでそちらもあわせて読むのもいいかなと思います。