小説を書く

小説家への道!作家を目指す人が知っておきたいこと一覧

小説を書きたいと思っている人、実際に書いている人を含めると、数十万から、数百万人いると言われています。

おおげさな数字だと思いますか?

まだ書いていなくても、潜在的に書きたいと思っている人を含めればそれくらいいてもおかしくないと思います。

小説の新人賞は年間で著名な出版社や文芸誌が主催するものだけでも、20を越えます。

小さいものも入れればそれこそ100以上あるんですね。

賞によっては1000人、2000人を超える応募があります。

ライトノベルの賞だと、5000人を超えているものも。

それだけ多くの小説家・作家を目指す人がいるのですが、それと同時に、なかなか思うように書けないという思いを抱いている人もいます。

私自身、初めて執筆したときは、何から考えていいのかわからず、何も書けないまま時間だけが過ぎていったものです。

なかなか小説が書けない。

書くためにどうしたらいいのかわからない。

どの新人賞に応募すれば?

小説家を目指すときに疑問はつきものです。

ここでは、自身の経験や学んだことから、小説を書く上で知っておくといいなと思ったことを一覧にしていきました。

ここの一覧は、まだ未完成です。

書きたいことはたくさんありますが、まだ全部は書ききれていないので、これから少しずつ追記していきたいと考えています。

リンク先に、その内容についてより詳しく記載していますので、必要な情報を見ていってもらえたらと思います。

Contents

小説家という仕事を知ろう

小説家の年収や収入について

まずは小説家の基本情報ということで、年収や収入にどんなものがあるのかをまとめました。

小説家の年収って、年によってすごくばらつきがあるんですよね。

出した本がすごくヒットして、何十万部も売れて、印税だけで何百万という年があれば、まったくヒットしなくて、1作、初版だけで数十万円なんてことも。

多くの小説家は、300万円以下の収入しかないと言われています。

一方で、超売れっ子だと年収億越えということも。

一発当たるとでかいのでとても夢がありますね。

どれくらいの人がデビューできるのか

毎年、たくさんの新人賞があり、その数だけの新人作家が生まれています。

有名な一般文芸の賞だけでも20を超え、一般文芸、児童文芸、ライトノベルなど全部含めていえば、軽く100人は越えそうです。

小説家志望者や、デビューの人数やどの程度の確率でなれるものなのかを考えてみました。

デビューしてからが大変な小説家という仕事

「5年生存率」という恐ろしい言葉があります。

まことしやかに小説家界隈で使われている言葉で、デビューしても5年後に生き残っているのは、5%以下だとか。

100人デビューすれば5人しか残っていないってことですね。

それだけ本が売れなくなってきているってことですが、このことに警鐘を鳴らしているプロの作家もいます。

ということで、下記は「五年生存率」についての話となります。

あなたが目指すのは、専業作家か兼業作家か

小説家を志すなら、筆一本で食べていく専業作家を目指す人が多いと思います。

でも、現実には、なかなか難しい。

ほとんどの小説家は、本業を持っているか、アルバイトなどをしながら執筆をする兼業作家です。

でも、兼業作家も割といい点があるんですよね。

本業があるから収入は安定しているし、仕事がそのまま執筆に活きることも。

あなたが目指すのはどちらのスタイルの小説家でしょうか。

小説の書き方や仕事がわかる本を読もう

世の中にはけっこうな数の小説指南書が出ています。

中には、そうしたものは読まない方がいいという意見もあります。

それに染まって自分らしさがなくなるのがよくないってことみたいですね。

でも、一方で知っていると有益なこともたくさんあるんですよ。

そこで私が読んできた中でもよかったおすすめの本を紹介していきます。

小説の書き方というよりかは、新人賞というものや、小説家の仕事や実情がわかるものが多いかな。

小説を書くための事前準備

あなたはなぜ小説を書くのかを考えよう。

あなたはなぜ小説を書くのですか?

自分の思ったことを表現してみたいから。

小説家になって有名になりたいから。

大ヒットを生み出して、お金を稼ぎたいから。

理由はなんでもいいと思います。

自分がなぜ小説を書くのか、どうなりたいのかを知ることが大切です。

プロの小説家を目指すことを人に話すべきか。

執筆は孤独な作業。

つい誰かに話を聞いてほしくなるものです。

でも、話したところで原稿が進むわけではありません。

むしろ、いらない軋轢を生む可能性も。

基本的には家族以外は、必要最小限にした方がいいでしょう。

執筆する上で環境づくりはとても大切

環境づくりはとても大切。

これをするかどうかで、執筆のペースがとても変わります。

環境にもいくつかありますが、家族などの理解という点と、実際に執筆をする場所や道具といった環境があります。

自分だったらどうすれば気持ちよく執筆に取り組めるかを考えてみてください。

プロットを作ろう

プロットを作ろう

プロット作りは、新人賞を目指す上で必須なものです。

プロの小説家の中には、プロットを作らないという人もいますし、プロットなしで書き始めて新人賞を受賞した人もいます。

でも、それはその人にそういう書き方があっていたというだけです。

多くの人は、頭の中だけで物語を構築していくのはなかなか大変。

書きあぐねている人ほど、まずはプロットを作ってみるといいかなと思います。

プロットを作ることには大きなメリットがある!

プロットを作ることはとても有用です。

メリットがあるからこそ、プロット作りを勧めます。

自分で全体を把握できるし、話が途中でぶれなくなるし、プロットがあるから迷うことなく話を書いていける。

実際に、プロットなしで書いたときと、プロットを固めてから書いたときだと、そのあとの改稿作業もずっと楽になる印象でした。

私のプロットの作り方

私も小説家デビューを目指す一人として、日々執筆にいそしんでいます。

そして、上記したようなことを書いているのだから、プロットは割としっかり作っているんですね。

私自身が、プロットをどのように作っているのかを簡単に紹介していきます。

プロット作りは、人によってやり方が違うと思うので、

「こんなやり方もあるんだな」

といった程度に参考にしてもらえたらと思います。

応募する新人賞を決めよう

小説の新人賞を紹介します。

小説の新人賞ってものすごくたくさんあります。

新人賞によって、求められる小説の内容は異なるものです。

自分が書いた小説がどのジャンルに属するのかはきちんと検討しましょう。

有名な新人賞を中心にですが、どういったものがあるのかをまとめてみました。

大衆小説と純文学の違いとは

大衆小説と純文学の違いってわかりますか。

ここの線引きってはっきりしてはいないんですよ。

直木賞は大衆小説で芥川賞は純文学とか、この新人賞はどっちみたいなものはあります。

でも、純文学の作家がエンタメ系の小説を書くこともあるし、逆もまたしかり。

とはいえ、ざっくりこんな違いがあるということを知るのは重要です。

応募する新人賞はよく検討せよ

どの新人賞に応募するか。

これは小説家を目指す人の悩みの一つです。

数多くある新人賞から何を基準に選べばよいか。

ジャンルで決めるか、賞金で選ぶか、好きな作家さんが選考委員を務めているものにするか。

どういった考えがあるのかなどの話をしていきます。

小説を書こう!

小説初心者はまず書こう!思いつかなかったらインプットを。

小説を書きましょう!

「いや、書きたいんだけど何を書いたらいいの?」

そんな答えは世の中にありません!

あるのはあなたの頭の中にだけです。

とはいえ、本当に何も思い浮かばないことってあります。

そのときはインプットしていきましょう!

小説でも映画でも漫画でも。

なにか取り込むことで新しい発想が生まれます。

初心者が小説を書くために大切なこと

初めて小説を書いたときって誰しもが苦労します。

プロットって言葉を知らない人もいるだろうし、会話を書くときの常識なんてものもわからない。

どれくらい書けばちょうどいいボリュームになるのかも見えないですよね。

でも、それらって小説を書いていって経験を積むことで得られるものなんですよ。

だからまずはとにかく書くこと。

一作でもいいから完成させることです。

小説が完成しない人には特徴がある

中には、長編小説を書こうと思っているのに全然書けない、完成しないという人もいます。

そうした人にはいくつかの特徴があります。

「なかなか書き出せない」

「プロットを作っていない」

「執筆をする環境がない」

「他の話を書きたくなる」

「行き詰まったときに止めてしまう」

「ついスマホやゲームの誘惑に負けてしまう」

ほかにもありますが大きくこんなところではないでしょうか。

私も最初の頃はこれらに当てはまっていました。

逆に言えば、これらを改善していくと、長編だろうとなんだろうと完成まで持っていくことができます。

小説は長さによって呼び方が変わる

小説と一口に言っても文字数によって呼び方が変わります。

短編小説と長編小説がまずわかりやすいですね。

その間を中編小説という言い方をします。

さらに短い小説だと、掌編小説やショートショート。

最近だと、Twitterに投稿できるサイズの「140字小説」なんてものもあります。

このあたりのことを簡単にまとめてみました。

長編から書くべきか短編から書くべきか

長編から書くべきか、短編から書くべきか。

正直言って、どっちでもよい!

人には向き不向きがあります。

長編が得意で短編が書けない人もいれば、短編は書けるのに、長編ほど長いものは難しい人もいます。

ひとまず、プロットを考えてみて、いけると思えばいきなり長編でも問題ありません。

ただ、初めての場合、”小説を完結させる”というのはけっこう大変。

短編でもいいし、もっと短い5000文字くらいの話でもいいので、一度小説を最後まで書ききる経験をするのもいいです。

小説を書いたら推敲しよう

推敲することは必須!

長い長い時間をかけて、苦労の末に小説を書き終えた!

おめでとうございます!

この瞬間は何度経験してもいいものですね。

「やりきったー!」

と祝杯を上げたい気分になります。

その勢いのまま、その小説を新人賞に……出してはダメです。

ここからが更にしんどい作業が待っています。

推敲です!

改稿・推敲することにより、あなたの小説はさらに一段階素敵なものになります。

そして、それを繰り返すことで磨かれていき、新人賞を受賞に近づくのです。

新人賞について

新人賞から受賞までの流れ

新人賞ってどうやって受賞者を決めているか知っていますか。

多くの場合、一次選考から始まり、二次選考・三次選考を経て、最終選考に至ります。

一次選考は、下読みと呼ばれる人たちが担当し、ざっくり1割程度が二次選考へと進みます。

二次選考・三次選考では、編集者たちが読んで最終選考に残す作品を選びます。

しして、最終選考では、現役の作家が中心に選考委員となり、最終選考に残った中から受賞作を決めます。

新人賞の傾向と対策は考えなくていい

新人賞の傾向と対策を知りたいという人もいると思います。

でも、実際そんなものはないです。

いい小説をたくさん書いて、たくさん応募する。

諦めずに出し続ける。

それが新人賞を受賞するための唯一といってよい方法です。

ただし、自分が応募する新人賞の受賞作は読んでおきましょう。

新人賞を受賞するためには

一次選考を突破できないときに考えたい基本

一次選考突破ってなかなか大変ですよね。

毎年、一次選考で落ちていくと、だんだんと気力も萎えてきます。

なぜ一次選考で落ちてしまうのか。

そこには何かしら理由があるはずです。

原稿を送った先とジャンルが違っているのかもしれません。

小説が読む人にとって、わかりづらいのかもしれません。

ここでは簡単ながら、小説とは関係のない部分と、小説でチェックしておきたい部分を紹介していきます。

おわりに

私もこの記事を読んでいる皆さんと同じく、小説家を目指している一人です。

「記事を書く前に原稿を書けよ」

と言われてしまいそうなのですが、割とこうした作業が自分自身の意欲アップにも貢献しているんですね。

私が、新人賞を目指し始めてから、疑問に思ったことや、知りたかったこと、学んだことなどをこれからも少しずつ追記していきます。

まだ記事が足りなくて、欲しい情報がない人はごめんなさい。

出版業界はこれからますます厳しくなるなんて言われています。

でも、小説家になることってとても夢があります。

私もこれを読んでいるあなたも、原稿を書いてどんどん応募しましょう。

いつか、出版パーティーで出会える日を楽しみにしています。