その他 読み返したくなる一冊!宿野かほる『ルビンの壺が割れた』あらすじと感想。 2022年5月29日 nyoki ぶくらぼ。~books laboratory~ 「ルビンの壺」って聞いた覚えはありますか? 教科書で多くの人が見たことがあるとある絵。 人によっては壺にも見え、人によっては向き …
その他 奥田亜希子『透明人間は204号室の夢を見る』あらすじと感想。 2022年5月16日 nyoki ぶくらぼ。~books laboratory~ 小説を書くということは苦しいもの。 産みの苦しみなんて言葉もあるくらいに、どんなに求めても簡単にいくものではない。 今回読んだの …
その他 自身の本質をとはなにか。夏木志朋『ニキ』あらすじと感想。第9回ポプラ社小説新人賞受賞作。 2022年5月9日 nyoki ぶくらぼ。~books laboratory~ 自分の生まれながらの性質というのは、本人にはどうすることもできない。 周囲とずれているからと、のけ者にしたり、変なやつだとレッテルを貼 …
芦沢央 人の闇の部分を見事に描く。芦沢央『許されようとは思いません』あらすじと感想。 2022年5月5日 nyoki ぶくらぼ。~books laboratory~ 一つの言葉の中にも、周囲がこうだと思う意味と、本人が意図した意味が異なることってけっこうあります。 このタイトルはまさにそれだなと感じ …
芦沢央 隠し事はいつか明らかになる。芦沢央『汚れた手をそこで拭かない』あらすじと感想。 2022年5月3日 nyoki ぶくらぼ。~books laboratory~ なにか失敗が起きた時に、つい誤魔化してしまおうかと思うのは人の性です。 でも、大抵の場合、隠しきることってできないものなんですよね。 …
芦沢央 許すとは、罪とはなにか。芦沢央『罪の余白』のあらすじと感想。 2022年5月3日 nyoki ぶくらぼ。~books laboratory~ 愛する家族が亡くなってしまったとき、自分ならどうするだろうか。 その死の原因を追い求めるか、それとも、亡くなってしまったものとして喪に …
辻村深月 どこまでだって成長できる。辻村深月『かがみの孤城』のあらすじと感想。 2022年5月3日 nyoki ぶくらぼ。~books laboratory~ 十代を主人公にした小説は、その心の成長が醍醐味だなっていつも感じます。 今回読んだのは、辻村深月さんの『かがみの孤城』です。 …