小説を書く

小説が完成しない人の陥りがちな7つの特徴。初心者ほど気をつけよう。

小説を書こうと思っているのに全然書けない、完成しないという人もいます。

「私って才能がないのだろうか?」

いいえ、そうではありません。

小説が完成しない人にはいくつかの特徴があります。

「なかなか書き出せない」

「プロットを作っていない」

「執筆をする環境がない」

「他の話を書きたくなる」

「行き詰まったときに止めてしまう」

「最初から完璧に作ろうとする」

「他の誘惑に負けてしまう」

考えればまだありますが、大きく挙げるとこんなところではないでしょうか。

私も最初の頃はこれらに当てはまっていました。

逆に言えば、これらを改善していくと、長編だろうとなんだろうと完成まで持っていくことができます。

ここでは、小説が完成させられない人の特徴と改善について考えていきましょう。

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なかなか書き出せない

なかなか書き出せない。

そもそも書いていない。

それでは小説が完成するはずがありません。

書き出せないのにもいろいろと理由があると思います。

〇小説の書き方がわからないので、小説の指南書を読んだり、調べたりしている。

〇仕事や家庭のことが忙しくて時間ができたときにやろうと思っている。

〇書いてみたいけど、よくわからないのでそのままになっている。

このあたりのことはとりあえず置いといて、まず書け!と言いたい。

小説の書き方をやたらと検索したり、指南書を読んだりする傾向って割と高いと思います。

別にそれ自体は悪いことではないんですよね。

でも、ああいうのって、自分なりに小説を書いた経験がないと、さっぱり身につかないものだと思います。

自分が書いた経験こそが一番の知識です。

仕事や家庭のことで時間がない人もいるでしょう。

でも、5分、10分も時間はありませんか?

その時間でテーマだけでも決められる。

主人公を男性にするか女性にするかくらいは決められる。

どこを舞台にした話にするのかくらいは決められる。

ちょっとずつでも進めていかないと何も動き出せません。

まずは一文字でも書け。

ここに当てはまる人にはそれだけです。

プロットを作っていない

プロットを作っていない人も一定数いると思います。

そもそもプロットって聞いたことがない人もいるでしょう。

私も初めての長編小説を書いている途中に、

「プロットなんてものがあるんだ!」

と知りました。

いわば小説の設計図のようなものです。

あらすじよりも全体の流れについて細かく書いたものです。

これがあるかないかで、小説の書きやすさは雲泥の差があります。

小説を書きながら、行き当たりばったりの展開になって、方向性も二転三転。

ついには収拾がつかなくなって書くのを止めてしまうなんてことにも。

完成させる可能性を高めるためにも、プロットは作りましょう。

執筆をする環境がない

あなたは、いつ、どこで、どのように執筆を行っていますか。

「特に決まっていない」

「時間が空いたときに書いている」

それだとなかなか進まないと思います。

執筆をする環境づくりいうのはとても重要です。

書く時間というのは、自分で生み出すものです。

環境と言いましたが、一番重要なのは、家族の理解ではないかと思います。

家族が執筆に協力してくれる環境。

それがあると、あなたの執筆は今よりはるかに捗ることでしょう。

また、執筆をする場所としての環境が整うことで集中できるようになります。

道具を準備することで意欲が上がります。

今、あなたは執筆ができる環境にいるかどうか考えてみてください。

他の話を書きたくなる

これもよくあるんですよ、私もその誘惑に駆られることがあります。

小説を書いていたり、読んでいたりすると、途中で、

「そういえばこんな話もおもしろいかもしれない!」

と突然思いつくことがあります。

小説って、書いているときよりも、構想を練っているときが一番楽しくないですか?

ついつい、目の前にある原稿から視線をそらし、新しい物語へのめり込んでしまいそうになります。

これは絶対ダメ!

書くことに慣れている人ならいいでしょう。

でも、初心者、ましてや初めて書くという人はまずは眼の前の小説を完成させることに執着を持ちましょう。

これをしてしまうと、次の話を書いていても、また新しい物語が生まれてきてそちらに意識が持っていかれます。

気づけば完結できないままの小説がたまっていくという地獄。

行き詰まったときに止めてしまう

小説を書いていて、最初から最後までスムーズに何事もなく書ききれる人なんていません。

絶対と言い切れないところがありますが、ほとんどの人は大なり小なり苦労して書き上げています。

だからどんなにプロットを作っていても、どこかで行き詰まるときはきます。

でも、そこは乗り越えるしかない。

そのあたりが上手く書けなくてもいいんです。

ひとまず話を前に進めていきましょう。

私も書いている途中で、

「あれ?この話、おもしろくないんじゃないの?」

なんて恐ろしい気持ちに襲われるときがあります。

このまま書き進めたところで大したものにならないのではないだろうか。

プロットの段階ではいいと思ったのに、なんか違う。

それは誰にでもあるようです。

でも、そこで止まってしまうと、なんの経験にもなりません。

立ち止まるな、走り抜け!と声を大にして言いたい。

最初から完璧に作ろうとする

小説を一回で完璧に書ききれる人間なんていません。

プロの小説家が書く小説だって、何回も推敲を重ねる中で磨かれて、おもしろい作品が生まれています。

ましてや、これから小説家を目指そうという人の場合、何度も書き直すことが前提です。

でも、書く経験が少ない人ほど、

「完璧に仕上げよう!」

と思い、なかなか筆が進みません。

冒頭部分を何度も直したり、ストーリー全体の構成を何度も見直してしまったり。

そうしているといつまでたっても完成しませんよね。

まずは、未完成でもいいので、いったん最後まで書き上げてしまうことをおすすめします。

私も初稿の段階では、完成度50%くらいのつもりで書くようにしています。

もちろん、書きながら、

「あそこと矛盾がでてきている」

とか、

「もっと前のあのあたりに伏線を張りたいな」

なんて思考が生まれてきます。

でも、それってあとでいくらでもできるんですよ。

それよりも結末まで持っていく方が大事です。

さあ、あなたも、

「最初の原稿は50%でよい!」

と言ってみてください。

他の誘惑に負けてしまう

小説が書けない一番の理由ってこれじゃないかしらん?

世の中には誘惑が多すぎる!

私もしょっちゅう誘惑に負けて、執筆の手が止まります。

「他人のこと言えないじゃん」

というご指摘はもっともで。

2022年は、ニンテンドースイッチの「スプラトゥーン3」が9月に発売されましたね。

そのとき書いていた原稿は、11月完成予定だったのに、9月10月11月と、3か月も原稿に全く手を付けずにゲームにのめり込んでしまいました。

結局、完成したのは翌年の1月。

大幅な予定オーバーです。

ぜひ私を反面教師にしてください。

それくらいいろんな誘惑があるものです。

ノートパソコンで執筆する人が多いと思います。

インターネットに繋がっていることから、すぐにいろいろ見てしまって時間がすぎてしまうことありませんか。

パソコンの前に座っても、ついついスマホをいじっていませんか。

こうした誘惑に打ち勝った人だけが原稿を完成させることができます。

まあ、完全にほかのことをしないのってきついですよね。

時間を決めてゲームをするでも、執筆中はスマホは電源切るでも、自分なりの方法があればいいなと思います。

おわりに

あなたがなかなか小説を完成させられない理由として当てはまるものはありましたか。

小説を完成させる上で、

「これが正しいやり方」

というものはありませんが、書かなければ絶対に完成はしません。

書くためにいかに行動を変えていけるかが、作品を量産する秘訣となります。

こんな記事を読んでいる暇はないと思ってきたのでは。

私もこれから執筆に戻ります。

共々にいい作品を作っていきましょう。