直木賞戦国とミステリーの見事な融合。米澤穂信『黒牢城』あらすじと感想。
2022年12月27日 nyoki    ぶくらぼ。~books laboratory~
 歴史ものの小説って、どうしたってすべてをノンフィクションにできません。  史実の間にある空白を、作者の想像力で埋めて物語にしていく。
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 石田衣良一生の友情はずっと色褪せない。石田衣良『4TEEN』あらすじと感想。
2022年12月22日 nyoki    ぶくらぼ。~books laboratory~
 14歳、中学二年生。  思い返してみると、その日その日のことに全力を注いでいたなと感じます。  そんな若い少年たちを描いた作品は、や …
 町田そのこ不幸かどうかは自分が決める。町田そのこ『うつくしが丘の不幸の家』あらすじと感想。
2022年12月17日 nyoki    ぶくらぼ。~books laboratory~
 家族の形はさまざまあるもの。  そこにある幸せも、不幸も、他人から見えたものと、本人たちが感じるものはまた別物。  幸せを決めるのは …
 宇山佳佑限られた時間をどう生きるのか。宇山佳佑『ひまわりは恋の形』あらすじと感想。
2022年12月7日 nyoki    ぶくらぼ。~books laboratory~
 七日間。  意外と長いようであっという間に過ぎ去るものです。  もし、自分が一年間で七日間しか活動ができないとしたら……。  今 …
 浅倉秋成二度読み必須!浅倉秋成『俺ではない炎上』の解説。ネタバレあり。
2022年12月1日 nyoki    ぶくらぼ。~books laboratory~
 『俺ではない炎上』非常におもしろかった!  個人的には2022年に出版された本の中でもかなり上位に入ってきます。  ちょっと気になる …
 浅倉秋成これは他人ごとではない!浅倉秋成『俺ではない炎上』あらすじと感想。
2022年11月30日 nyoki    ぶくらぼ。~books laboratory~
 まったく身に覚えがないのに、何かの加害者として扱われる。  たまにそういった被害が実際に起きています。  ネット社会の弊害の一つ。
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 青羽悠一つの世界の終焉と創世。青羽悠『幾千年の声を聞く』あらすじと感想。
2022年11月27日 nyoki    ぶくらぼ。~books laboratory~
 人はなにを自分の軸として生きていくのか。  なにに人生の意味を見出すのか。  生きるということ、幸福ということを改めて問われる小説で …
 森見登美彦世界の表と裏。森見登美彦『夜行』あらすじと感想。
2022年11月22日 nyoki    ぶくらぼ。~books laboratory~
 世界には表と裏がある。  これが正しいと感じているものがすべてではないことも。  今回読んだのは、森見登美彦さんの『夜行』です!
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 佐藤青南嘘はすべて暴かれる。佐藤青南『サイレント・ヴォイス』あらすじと感想。
2022年11月21日 nyoki    ぶくらぼ。~books laboratory~
 相手の嘘を見抜く!  そう聞かされると、なかなかその人と接するのって怖いかも。  今回読んだのは、佐藤青南さんの『サイレント・ヴォイ …
 本屋大賞これは愛の物語である。小川洋子『博士の愛した数式』あらすじと感想。
2022年11月18日 nyoki    ぶくらぼ。~books laboratory~
 数学が苦手な私は、タイトルで読む気がなくなっていたのですが、読んでみたらすごくおもしろい!  「なぜもっと早く読まなかったのか!」
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