その他 自身の本質をとはなにか。夏木志朋『ニキ』あらすじと感想。第9回ポプラ社小説新人賞受賞作。 2022年5月9日 nyoki ぶくらぼ。~books laboratory~ 自分の生まれながらの性質というのは、本人にはどうすることもできない。 周囲とずれているからと、のけ者にしたり、変なやつだとレッテルを貼 …
芦沢央 人の闇の部分を見事に描く。芦沢央『許されようとは思いません』あらすじと感想。 2022年5月5日 nyoki ぶくらぼ。~books laboratory~ 一つの言葉の中にも、周囲がこうだと思う意味と、本人が意図した意味が異なることってけっこうあります。 このタイトルはまさにそれだなと感じ …
芦沢央 隠し事はいつか明らかになる。芦沢央『汚れた手をそこで拭かない』あらすじと感想。 2022年5月3日 nyoki ぶくらぼ。~books laboratory~ なにか失敗が起きた時に、つい誤魔化してしまおうかと思うのは人の性です。 でも、大抵の場合、隠しきることってできないものなんですよね。 …
芦沢央 許すとは、罪とはなにか。芦沢央『罪の余白』のあらすじと感想。 2022年5月3日 nyoki ぶくらぼ。~books laboratory~ 愛する家族が亡くなってしまったとき、自分ならどうするだろうか。 その死の原因を追い求めるか、それとも、亡くなってしまったものとして喪に …
辻村深月 どこまでだって成長できる。辻村深月『かがみの孤城』のあらすじと感想。 2022年5月3日 nyoki ぶくらぼ。~books laboratory~ 十代を主人公にした小説は、その心の成長が醍醐味だなっていつも感じます。 今回読んだのは、辻村深月さんの『かがみの孤城』です。 …
道尾秀介 詐欺と復讐と絆の物語。道尾秀介『カラスの親指』のあらすじと感想。 2022年4月25日 nyoki ぶくらぼ。~books laboratory~ また一冊、ほかの人におすすめしたい小説が増えました! この本ならきっと、大抵の人はおもしろいと感じるでしょう。 今回読んだのは、 …
道尾秀介 大どんでん返し!道尾秀介『シャドウ』のあらすじと感想。 2022年4月25日 nyoki ぶくらぼ。~books laboratory~ この小説を読むきっかけとなったのは、YouTubeの『ほんタメ』でした。 ヨビノリたくみさんが紹介していて、興味を抱いて読むことに。 …
ノンシリーズ 悲劇から喜劇へ。米澤穂信『Iの悲劇』感想とあらすじ。 2022年4月21日 nyoki ぶくらぼ。~books laboratory~ 都会に生まれ育った人が、地方に移住して働くこと。 就職シーズンになると「Iターン」という言葉が聞こえてきますね。 今回紹介するの …
本屋大賞 孤独なその声はいつか必ず届く。町田そのこ『52ヘルツのクジラたち』 2022年4月7日 nyoki ぶくらぼ。~books laboratory~ 以前から読みたかったこの本をようやく読みました。 今回読んだのは、町田そのこさんの『52ヘルツのクジラたち』です。 …
芦沢央 「絶対に疑ってはいけないの」芦沢央『火のないところに煙は』あらすじと感想。 2022年4月4日 nyoki ぶくらぼ。~books laboratory~ 私はふだんホラーとか怪談ものってあまり読みません。 映画でもちょっと苦手な分野になるので、好んで読まないのですが、ついつい手を伸ばして …