2021年もあっという間に折り返しに入りました。
毎年、100冊読了を目標に読書をしていますが、2021年6月末で52冊読了とちょうどいいペースできています。
今回は上半期が終わったということで、読んだ52冊のうち、特によかったものを紹介します。
トップ10にしようかとも思いましたが、それは年末に取っておいて今回は5冊をピックアップしました。
Contents
第1位『余命10年』小坂流加
2021年上半期で読んだ本の中で、一番おすすめなのは、
小坂流加さんの『余命10年』です!
52冊読んだ中で圧倒的にこれが好きでした!
この小説についてはまったく知らなかったのですが、映画化されるみたいな話が流れていて、
「そんな本あるんだ、読んでみよっかな」
くらいの軽い感じで手に取ったらこれが非常におもしろい。
もしも自分や大切な人が余命10年と宣告されたらどうするか。
家族を持つ今だからこそ真剣に読んでしまう一冊でした。
第2位『王とサーカス』米澤穂信
第2位に来たのは米澤穂信さんの『王とサーカス』。
以前にも読んだことがある本ですが、改めて読んでみると読みごたえがある。
報道というもの、自分の仕事にかける想い、天職ということ。
何度読んでもいろんなことを考えさせられます。
〈べリーフ〉シリーズの一冊なので、『さよなら妖精』や『真実の10メートル手前』と一緒に読むとより深く考えられます。
第3位『重力ピエロ』伊坂幸太郎
続いて伊坂幸太郎さんの『重力ピエロ』です。
今年は伊坂幸太郎さんの作品を順々に読んでいっていますが、その中でも『砂漠』とどっちがいいか迷うくらいに好きな小説です。
大切なのは血のつながりなのか、それまで培ってきた絆なのか。
こうした家族とかつながりを感じさせてくれるのはとても好みですね。
第4位『星の王子さま』サン=テグジュペリ
これも有名な作品ですが第4位はサン=テグジュペリの『星の王子さま』です。
童話なので短く、小説として読むには簡単な言葉で書かれているので、本が苦手な人でもすぐに読めると思います。
本当に大切なこととはなんなのか。
それを王子さまと一緒に考えていきます。
読み終わった後には温かい気持ちになる一冊です。
第5位『諦める力』為末大
第5位は為末大さんの『諦める力』です。
元陸上選手として有名な方ですね。
こうしたスポーツ選手の本て割と好きで、かなり読んでいますが、その中でもこれは特によかったです。
ふつうだったら、『諦めない力』ですよね、そこをあえて『諦める力』としているのがいい。
多くの活躍したスポーツ選手の本は、
「その人だからできたのかな」
と思ってしまうのですが、内容がとても地に足がついていて、一般の人でも学べるものが多いなと感じました。
おわりに
ということで、2021年上半期に読んだ本のトップ5でした。
いずれも最新の本ではないですね。
どうも気になっているのに読めていない本がたくさんありすぎて、最新の本まで手が回らないという……。
時代に取り残されないように、下半期は今年でた本も読んでいきたいですね。
年間目標100冊まであと48冊。
9月に資格試験もあるのでうまく時間を作らねばです。
それではよい読書を。