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【読書】私の#名刺代わりの小説10選!そのやり方と選ぶポイント!

ツイッターで読書用のアカウントを作るとよく目にするもの。

それが、【#名刺代わりの小説10選】です!

読書アカウントを持つ人は実際にこの【名刺代わりの小説10選】を行い、固定ツイートにしていることも多いです。

私もアカウントを作った翌日には考えてツイートしてみました。

するとそこはみんな読書好き。

とても反響がよく、また私もほかの人の【名刺代わりの小説10選】を見るのがとても楽しみになりました。

そこで今回は、私自身の【名刺代わりの小説10選】と小説を選ぶ際のポイントを紹介していきます。

Contents

私の【名刺代わりの小説10選】

下の画像が実際の私のツイート画像になります。

正直好きな小説を10冊にしぼるなんて至難の業です。

考え抜いた末のこの10冊。

このあと1冊ずつ簡単に紹介していきます。

米澤穂信『儚い羊たちの祝宴』

なんといっても一番にあげるのは、米澤穂信さんの『儚い羊たちの祝宴』です!

私が一番好きな小説です。

ほかの人の【名刺代わりの小説10選】を見ていてもそこそこの割合で登場してきます。

だいたいそういう場合、私と一緒で一番上に持ってきていることが多いのですね。

 

『儚い羊たちの祝宴』は、5つの短編から構成されています。

〇身内に不幸がありまして

〇北の館の罪人

〇山荘秘聞

〇玉野五十鈴の誉れ

〇儚い羊たちの晩餐

最初の4編は、「バベルの会」という教養と品格を備えた上流階級の女性たちが集う大学の読書倶楽部の関係者を主体としたもの。

そして最後の「儚い羊たちの晩餐」が「バベルの会」にクローズアップされた話となります。

この5編自体はそれぞれ独立をしており、関連性がないようですが、「儚い羊たちの晩餐」を読むと、それぞれのつながりも見えてきてもう一度読み返したくなります。

そして、米澤穂信さんの小説ではよく出てくる「最後の一撃(フィニッシング・ストローク)」!

たった一文で読者の胸をえぐるような衝撃を与えてくれます。

これは『儚い羊たちの祝宴』だけでなく、米澤穂信さんの『氷菓』や『ボトルネック』でも同様ですね。

小説の終盤でだいぶ終わった気持ちでいる読者の油断をつきます。

一文の使い方が本当に巧みで読み終えた後の余韻がなんともいえません。

森見登美彦『夜は短し歩けよ乙女』

この作品を読んだのは私が大学2年生。

ちょうどこの作品が本屋大賞の第1位を取ったころでした。

最初にこの本を読んだ感想は、

「なんてあほでおもしろい小説なんだろう!」

コメディタッチの小説は世の中にたくさんあれど、この作品ほど個性豊かで読む手が止まらなかった作品はありません。

主役は『先輩』と『黒髪の乙女』。

京都大学と京都の街を舞台に繰り広げられる恋物語です。

マンガやアニメにもなり、アニメの映画は星野源が声優をつとめたこともあり話題となりました。

難しく考えずにただ楽しみたいという人におすすめの1冊です。

東野圭吾『手紙』

3作目には東野圭吾さんを持ってきました。

この人の作品は本当にはずれがなくどれも面白い!

個人的には【名刺代わりの小説10選】では、一人の作家さんの作品は一つだけにしようと思っていたので何を選ぶか迷いました。

シリーズとしては、〈加賀恭一郎〉シリーズが好きですし、単品でみても、『容疑者Xの献身(ガリレオシリーズ)』や、『さまよう刃』、『流星の絆』など素敵な作品が多すぎます。

その中でもここに選んだのは、『手紙』です。

犯罪加害者の家族に視点を向けた作品になります。

弟の進学費用を得ようと強盗殺人を犯してしまう兄。

刑務所の中から届けられる兄から弟への手紙と、犯罪加害者の家族というレッテルを貼られた弟の苦悩を見事に描いています。

犯罪被害者やその家族の視点の作品は多くありますが、加害者側の家族になかなか意識が向かないものです。

現代はこの作品が描かれたときよりも家族が特定されたり、ネットでさらされたりとする問題がおきやすい時代です。

だからこそこうした作品がより多くの人の目にふれてほしいなと思います。

小野不由美『図南の翼(十二国記)』

小野不由美さんの〈十二国記〉シリーズも有名な作品です。

舞台は中国風の異世界。

この世界には十二の国と十二の王。

そしてそれを支える麒麟たち。

 

1991年に第1作目の『月の影 影の海』、2019年には久しぶりに『白銀の墟 玄の月』が発刊され、シリーズはまだ続いています。

私が今回選んだのは、〈十二国記〉シリーズの『図南の翼』。

恭国を舞台にした話になります。

時代的には、『月の影 影の海』よりも90年ほど前。

十二国記の世界では、王は麒麟が選びます。

王が立てば国が安定し豊かになっていく。

一方で王がいなくなると、国土は荒れていき、妖魔が村を襲うようになります。

恭国もまた、王が不在となったがなかなか新しい王が出てこない。

12歳の少女・珠晶は、王の選定にも参加せずに、自分たちのことばかりの大人たちに我慢ができなくなり、

「私が王になる!」

と家出をして王になるために麒麟のいる蓬山を目指します。

その旅路で自らの至らなさを感じ、多くの出会いに支えられながら成長していく珠晶の姿には感じ入るものがあります。

最後の恭麒と会うシーンもとてもお気に入りです。

十二国記のメインとなると、『月の影 影の海』から始まる景国を中心とした物語ですが、『図南の翼』もそれに劣らぬ読みごたえがあります。

原田マハ『本日は、お日柄もよく』

5作目は、原田マハさんの『本日は、お日柄もよく』。

このタイトルからイメージするものといえば、スピーチですね。

老舗製菓会社に勤める二ノ宮こと葉は、おさななじみの結婚式の会場で、伝説のスピーチライター久遠久美に出会い、そのスピーチに感銘をうけます。

そんな折、友人の結婚式のスピーチを頼まれたこと葉は、久遠久美にスピーチのことを教えてほしいと弟子入りすることに。

 

単純な物語としてもおもしろいのですが、それ以上に言葉の力というものを教えてくれる作品です。

もしも、だれかにスピーチを頼まれることがあれば、下手なノウハウ本よりも、これ一冊読む方がずっと勉強になります。

司馬遼太郎『国盗り物語』

ようやく折り返し地点の6冊目。

司馬遼太郎さんの『国盗り物語』です。

正直、司馬遼太郎さんの作品もいい小説が多いので迷いました。

その中でもこの『国盗り物語』が一番のめりこんで一気に読んでしまった記憶があります。

時代は戦国時代。

文庫本にして4冊になるこの『国盗り物語』ですが、前半と後半で主役が変わります。

前半2冊は斎藤道三。

後半2冊は織田信長。

一介の油売りであった斎藤道三が鮮やかな手腕で美濃一国をかすめ盗り、娘婿である織田信長が天下統一の足掛かりを築く激動の4冊です。

『国盗り物語』のあとには、『太閤記』(豊臣秀吉)と『関ケ原』(石田光成)もあり、評価はわかれますが、私は圧倒的に『国盗り物語』に心をひかれました。

歴史好きはもちろん、そうじゃなくても楽しめる作品です。

童門冬二『上杉鷹山』

歴史小説が2冊続きます。

【名刺代わりの小説10選】の7作目は童門冬二さんの『上杉鷹山』です。

これを読んだのは私が中学生のころだったと思います。

その当時はあまりよくわかりませんでしたが、大学生になり改めて読むと、その作品の良さがわかり、社会人になった今でもそこから学ぶことがたくさんあります。

上杉鷹山という人物は、上杉治憲といい、江戸時代中期の大名です。

米沢藩の9代目藩主となります。

鷹山というのは、藩主を隠居したあとの呼び名です。

上杉といえば上杉謙信が有名ですね。

かつては大きく力強かった米沢藩も当時は財政破綻しており、藩を返上する寸前にまで至っていました。

そのときに新しい藩主となった上杉鷹山が藩を救うために改革を行います。

自らも倹約を行い、新しい事業を始めますが、古くから米沢藩にいる家臣は反発するばかりで協力をしない。

それでも上杉鷹山が一つ一つ丁寧に灯していった火種が少しずつ広がり、米沢藩は息を吹き返していきます。

上杉鷹山と言えば、

為せば成る 為さねば成らぬ 何事も 成らぬは人の 為さぬなりけり

という言葉が有名ですね。

私の座右の銘でもあります。

三浦しをん『舟を編む』

8作目は、三浦しをんさんの『舟を編む』です。

この作品は2012年に本屋大賞を受賞しています。

映画にもなっており、松田龍平さんや宮崎あおいさんが主演でこちらもとてもよい作品でした。

舞台は玄武書房という出版社。

新しく刊行する辞書「大渡海」の編集メンバーとして主人公の馬締光也が編集部に招かれるところから物語は始まります。

辞書って昔からあるものだから、『舟を編む』を読むまでは特に意識をしたこともありませんでした。

でもその過程に多くの難題と、編集にあたる人たちの繊細な作業の積み重ねなのだと教えられます。

大きな海を渡る舟を作っているのだと。

この『舟を編む』という言葉が辞書編纂にはとてもぴったりくるなと感じさせられます。

池井戸潤『オレたちバブル入行組』

9作目は、池井戸潤さんの『オレたちバブル入行組』です。

池井戸潤さんもとても好きな作家の一人で、『下町ロケット』や『ルーズヴェルトゲーム』、『陸王』など名作をたくさん世に送り出しています。

なにを選ぶか迷いましたがその中でも『オレたちバブル入行組』を入れさせてもらいました。

これはテレビドラマで人気を博した『半沢直樹』の第1作目となります。

〈半沢直樹〉シリーズは、現在のところ、

〇オレたちバブル入行組

〇オレたち花のバブル組

〇ロスジェネの逆襲

〇銀翼のイカロス

の4冊が刊行されています。

2013年に放送された『半沢直樹』は『オレたちバブル入行組』と『オレたち花のバブル組』の2作を編集してドラマにしたものです。

原作とは夫婦の関係性や登場人物の登場場面、半沢直樹の同期が出てくるかなど様々違いはありました。

2020年の放送予定となっている『ロスジェネの逆襲』と『銀翼のイカロス』がどのようにドラマとなるか今から楽しみです。

アレクサンドル・デュマ『モンテクリスト伯』

さていよいよ【名刺代わりの小説10選】も最後の1冊になりました。

10冊目はアレクサンドル・デュマの『モンテクリスト伯』です。

『巌窟王』と呼ばれることもあります。

フランスの小説家アレクサンドル・デュマの作品で、日本で翻訳版が出たのがなんと1956年!

まさに名作古典文学の1つです。

デュマのほかの作品だと『三銃士』が有名で、一度は目をとおすことをおすすめします。

 

主人公は船乗りのエドモン・ダンテス。

若くして船長への昇格が決まり、美しい恋人のメルセデスとの結婚も決まり幸せの絶頂にいました。

ところが、そんなエドモン・ダンテスをねたむものたちの手により無実の罪でマルセイユ沖のシャトーディフという監獄島に収監されます。

長きにわたる牢獄生活の中で生きることを諦めそうになるエドモン・ダンテスであったが、牢獄の中でファリア神父と出会うことで、彼の人生が動き始めます。

神父との邂逅をつうじて、エドモン・ダンテスは自分が誰の手により、どのようにして牢獄に入れられたのかを悟り復讐を誓います。

神父は、獄中でエドモン・ダンテスに教育を施し、一流の紳士へと育て上げましたが、病に倒れ、最後にモンテクリスト島に隠された財宝の在処を託して亡くなります。

エドモン・ダンテスは、神父の遺体と入れ替わることにより、シャトーディフより脱出。

モンテクリスト島で財宝を見つけたエドモン・ダンテスは、9年後、モンテクリスト伯と名乗り、自分を陥れた男たちへの復讐を開始します。

 

『モンテクリスト伯』は、岩波文庫・講談社文庫・評論社など、多くの出版社から翻訳本が出ています。

私が好きなのは岩波文庫版です!

海外文学はまず岩波文庫のものから読んでいますが、書棚に岩波文庫の本が並んでいるとちょっと文学青年って雰囲気がでますよね。

子ども用に短くなったものも販売されており、そちらはモンテクリスト島で財宝を発見するところで話が終わっているものもあります。

やはりあまり子どもには復讐のどろどろとした内容は読ませたくないのでしょうか。

海外の古典文学となると、少し固いイメージもありますが、『モンテクリスト伯』は読む手が止まらぬほどおもしろい!

私が初めて読んだのは高校3年生の大学受験真っただ中。

息抜きに借りてみたら面白すぎて、1週間勉強せずに読書づけになってしまったほどです。

受験はうまくいったのでよかったですが、試験前の人は手に取らないように気をつけましょう。

以上で私の【名刺代わりの小説10選】でした。

【名刺代わりの小説10選】のやり方

【名刺代わりの小説10選】はなにを選んでもよい!

【名刺代わりの小説10選】のやり方などと書きましたが、【名刺代わりの小説10選】はなにを選んでも自由!!

特にこうしなければいけないというしばりはありません。

とはいえ、小説と題している以上、やはり小説から選ぶのがセオリーかとは思います。

※大半の人は小説だけでたまにマンガを混ぜてくる人もいます。

マンガも新書もエッセイも……気になる作品は多々あれど、そこはぐっと我慢して小説から考えてみましょう。

選んだ小説が自分の名刺!

【名刺代わりの小説10選】と名前のとおり、見た人はその10冊で、

「きっとこういう人なんだな」

「この人とは趣味が合いそう」

といったことを想像します。

まさにほかの言葉がなくても自分の名刺になるわけです!

 

ふつうの名刺ってどんなものだかイメージわきますか?

書いてあるのは所属と役職と名前……。

気の利いた名刺だと顔写真があったり、座右の銘が入っていたり。

企業のロゴがあったり、やたらとカラフルなものがあったりと最近はバリエーションも豊富です。

というのも、名刺を見ればその人が思い出せる、イメージできるというのを期待して作っているからです。

私も仕事上いただく名刺はとてもよく観察しますし、名刺が丁寧な作りだと、その人に仕事の話をしようかなとも思います。

それくらい名刺って意味のあるものです。

なので、【名刺代わりの小説10選】を行うとき、

「自分といえばどの小説なのだろうか」

と考えてみるのも楽しいかと思います。

何回だって作ってよいのが【名刺代わりの小説10選】

【名刺代わりの小説10選】は1回しか作ってはいけない!なんてものではありません。

そのときの自分によって、大切な10冊は変わりますよね。

その時々で、選ばれる10冊が違うのは当然のことです。

ふつうの名刺だって何回だって刷りなおしますからね。

難しく考えずに、

「いまの私はこの10冊!」

と思いながら選んでみるのがいいです。

私の【名刺代わりの小説10選】の選び方

ここでは上記した10冊をどのように選んだのかを紹介していきます。

まずはパッと思いついた小説を!

【名刺代わりの小説10選】と聞き、私の好きな小説として、

〇米澤穂信さんの『儚い羊たちの祝宴』

〇森見登美彦さんの『夜は短し歩けよ乙女』

がすぐに頭に浮かびました。

なにも考えなくても、ぱっと出てくる小説。

この2冊は断トツでした!!

これはまさに自分を形作っている1冊だといえるでしょう。

考えていくとその他の小説も出てくるのですが、自然と出てきたこの2冊を1番目、2番目にすえさせていただきました。

自分に影響を与えた小説を選択

次に【名刺代わりの小説10選】という響きから、私は自分に影響を与えた小説を次に考えてみました。

私の場合、

〇東野圭吾作品(『手紙』、『さまよう刃』、『赤い指』、『麒麟の翼』など)

〇上杉鷹山や三国志を始めとする歴史小説

〇十二国記シリーズ

などがそれにあたります。

自分が悩んでいるときに支えてくれた小説や、道すじを示してくれた小説。

自分の考え方や生き方に影響を与えてくれた小説。

そういった作品はまさに【名刺代わりの小説】といえるでしょう。

自分が人にすすめたい小説

その次に選んだのが、人にすすめたい小説たちです。

世の中におもしろい小説は数あれど、自分がほかの人にすすめるとなるとどれにしようか考えますよね。

どうせすすめるなら相手にも満足してもらいたいし、その小説を好きになってもらいたい。

そういう視点で考えると、自分がどの小説を本当に大切に感じているのかがわかります。

みなさんにも誰かに紹介をするならこの小説をというものがいくつもあると思います。

単純に、

「この小説はおもしろい!!」

というものや、

「これは本当に学ぶことがいっぱいです!!」

というものまでその幅はひろいと思います。

最近読んだものから、過去に読んだ作品まで記憶をたどりながら選んでみました。

同じ作家の作品をいくつ入れるか

これも特に決まりはないのですが、私は1つの作家につき1冊にしました。

感覚としては、私と同じように全部違う作家さんの【名刺代わりの小説10選】が多いです。

でも、10冊中2冊は同じ作家……くらいの人はそこそこいます。

ごくたまに、10冊全部同じ作家さんでそろえている人も。

その人からはその作家への愛が感じられますね。

私がなぜそうしたのかというと、

〇複数の作家をあげた方が自分を知ってもらいやすいと感じた

〇名刺を見た人に、この本を読んでみようと思ってもらう幅を広げたかった

〇その作家の中から特に一押しを伝えたかった

といったことがあげられます。

このあたりも考え方は人それぞれ。

ただ自分がほかの人の【名刺代わりの小説10選】を見る場合、作家がばらばらの方が楽しいなとは思います。

並べる順番を考える

さて、だいたいここらで自分が【名刺代わりの小説10選】に入れる小説が出そろいます。

最後に考えるのは、10冊の順番をどうするか。

思いついた順番に書いていくという人もいるでしょう。

でも、見る側からすると、やはり上位に来ている小説に目が行きがちです。

ならば自分がよりみんなに知ってほしい小説こそ上位に置くべきでしょう!

特にほかの人が選ぶ上位3冊はなかなか気になるものです。

7~9番目になってくると、

「こんなのもあるんだー」

くらいに流してしまいがちです。

また逆に10番目に来ている小説は、意外と目に入りやすく心に残りやすい!

上位に来ないけれど知ってもらいたい小説を10番目に持ってくるのもありかなと。

私の場合は『モンテクリスト伯』ですね。

そうこうして、私の【名刺代わりの小説10選】は完成しました!

おわりに

ここまで、私が選んだ【名刺代わりの小説10選】と、そのやり方や私が選んだポイントを紹介してきました。

読書が好きな人なら一度はやってみることをおすすめします。

自分自身の大切な小説を再確認することができますし、【名刺代わりの小説10選】をつうじて新たな出会いも生まれます。

願わくば私が選んだ【名刺代わりの小説10選】の中からも、気になるものを読んでいただけると、一読書家としてうれしい限りです。