#名刺代わりの小説10選

シリーズ物で迷ったときに後悔しない作品9選!【#名刺代わりの小説10選】シリーズ部門!

【#名刺代わりの小説10選】を集計してみた!

ということで、別記事として、小説と作家の票の多かったランキングを紹介しています。

まずはそちらを見てもらえたらうれしいです!

ここではそこには載せきれなかったものの一つとして、シリーズものを紹介します。

〇〇シリーズとして【#名刺代わりの小説10選】に入っていたもの、小説のタイトルだけど、〇〇シリーズに分類できるものを合計した数で上位の作品から並べています。

Contents

第1位 綾辻行人さんの【館シリーズ】

綾辻行人さんの【館シリーズ】がシリーズ部門第1位となります!

『十角館の殺人』が小説部門でも第2位に来ていましたからね。

それに加えて『時計館の殺人』『迷路館の殺人』も選ばれており、合計でトップを取りました!

綾辻行人さんの小説を読むなら、【館シリーズ】を外すことはできません。

読むならやはり、一作目の『十角館の殺人』から入ることをおすすめします。

第2位 東野圭吾さんの【ガリレオシリーズ】

第2位も人気シリーズがきました!

東野圭吾さんの【ガリレオシリーズ】になります!

『容疑者Xの献身』『聖女の救済』『真夏の方程式』とあげられていました。

どれも長編ばかりで、『探偵ガリレオ』や『予知夢』を始めとする短編は出てきませんでしたね。

短編もおもしろいのですが、やはり【ガリレオシリーズ】は長編の読みごたえが半端ない!

シリーズものになりますが、どこから読んでも十分楽しめると思います。

ドラマも映画もおもしろかったですが、続編はもうやらないのでしょうか。

個人的には、『容疑者Xの献身』が一番好きでおすすめですが、流れに沿うなら一作目の『探偵ガリレオ』からがいいですね。

第3位 小野不由美さんの【十二国記シリーズ】

第3位は小野不由美さんの【十二国記シリーズ】です!

もう私の大好きなこのシリーズ!!

上位のシリーズよりも私は【十二国記シリーズ】をぜひとも読んでいただきたい!!

第1作目の『月の影 影の海』は、中国風の日本とは異なる世界に飛ばされた主人公の出会いと成長をめぐる物語。

12の国からなる世界での話となります。

このシリーズだと私は『図南の翼』が一押しです。

でもやはり順番に読んだ方が味わい深いので『月の影 影の海』から入ってほしいです。

第4位 有川浩さんの【図書館戦争シリーズ】

さてこれも有名かつとてもおもしろいシリーズになります。

第4位は有川浩さんの【図書館戦争シリーズ】!

〇図書館戦争

〇図書館内乱

〇図書館危機

〇図書館革命

の全四巻と別冊図書館戦争二冊からなるシリーズです。

映画にも漫画にもなる人気ぶりで、読んで間違いがない作品になります。

読みやすいので、これから読書を始めようという人にはぴったりですね。

伊坂幸太郎さんの【殺し屋シリーズ】

ここ以降は、かなり団子状態なので、その中からいくつか紹介していきます。

まずは伊坂幸太郎さんの【殺し屋シリーズ】です。

〇グラスホッパー

〇マリアビートル

〇AX(アックス)

から構成されています。

少しずつ時期の違う作品ですが、『グラスホッパー』で出た殺し屋が『マリアビートル』でもその存在を匂わせるなど、つながりがみえておもしろいです。

伊坂幸太郎さんの作品全体にもいえますが、ちょっとずつつながっていてそこに気づくとにやりとしてしまう……。

だからついついほかの作品も読みたいなと思ってしまうんですね。

読むなら『グラスホッパー』から始めることをおすすめします。

コナンドイルの【シャーロックホームズシリーズ】

ここで初の海外作品です!

コナンドイルの【シャーロックホームズシリーズ】!

シャーロックホームズを知らない人はいない!というくらい有名ですね。

とはいえ、名前を知っていても読んだことがない人もまた多いのではないでしょうか。

このシリーズの第1作目は『緋色の研究』。

ホームズとワトソン博士が出会い、同居を始めるところから物語は始まります。

私が最初に読んだのは『シャーロックホームズの冒険』でした。

米澤穂信さんの『インシテミル』にこの中に収録されている『まだらの紐』が出てきたのがきっかけで。

いろんな作品に引用されたり、影響を与えたりしている【シャーロックホームズシリーズ】です。

小説として楽しむのもあり、ほか作家さんの小説をより深く知るために読むのもありです!

J.K.ローリングさんの【ハリーポッターシリーズ】

シリーズものとして誰もが名前を知っているものの一つ。

J.K.ローリングさんの【ハリーポッターシリーズ】があります。

小説というと、児童用とか大人向けとかなんとなく年齢層でこのあたりを読むのかなという雰囲気がありますが、このシリーズは全年齢で楽しむことができます!

私が高校生だったころに日本で第1作目の『ハリーポッターと賢者の石』が出版されました。

そこから『ハリーポッターと秘密の部屋』『ハリーポッターとアズカバンの囚人』まで自分で買って読んでいたらなぜか父親がはまり、それ以降はすべて父親が買って家族みんなで読んでいました。

高校生だった自分から当時50歳くらいだった父親だけでなく、姉も母親も一緒になって読みふけってしまうほどに魅力だらけの作品です。

実際に、言葉も難しくないし、漢字もふりがながふってあるので、小学生くらいでも十分に読めるというのもまたすごいですね。

私の一押しは三作目の『ハリーポッターとアズカバンの囚人』か5作目の『ハリーポッターと不死鳥の騎士団』です。

シリーズすべてを読むのは時間がかかりますが、やはり一度は読んでおきたいシリーズです。

米澤穂信さんの【古典部シリーズ】

シリーズものならこれも紹介しておきたい!

米澤穂信さんの【古典部シリーズ】です。

【古典部シリーズ】は高校生の4人の男女を中心に日常のミステリーを題材とした作品になります。

第1作目は『氷菓』。

〇『氷菓』

〇『愚者のエンドロール』

〇『クドリャフカの順番』

〇『遠まわりする雛』

〇『ふたりの距離の概算』

〇『いまさら翼といわれても』

〇関連:『米澤穂信と古典部』

といった作品が出版されています。

アニメにも漫画にも映画にもなっている人気シリーズですね。

急に殺人事件が起きたりとか凄惨な事件が起きたりということのない小説なので、ゆっくりほっこり読みたい人におすすめです。

上橋菜穂子さんの【守り人シリーズ】

これも外せない名シリーズです!

上橋菜穂子さんの【守り人シリーズ】!

ファンタジー世界が好きな人ならはまること間違いなし!

第1作目の『精霊の守り人』が1996年に出版され、今では全10巻と短編集。

小説だけではなく、漫画、アニメ、ドラマにもなっています!

どこまでひろがっていくのかとびっくりしますね。

でもそれは、それだけ【守り人シリーズ】がおもしろいということを証明しているといえます!

最初の『精霊の守り人』だけでも十分に楽しめるので一度手にしてみるといいかなと思います。

おわりに

まだまだ紹介したいおすすめのシリーズ物はたくさんあるので、また随時少しずつここに追記していきたいと思います。

シリーズが続くということはそれだけ人気があるということ。

読めば読むほどその世界にはまり、のめりこんでより楽しくなってきます。

あまり長いシリーズになってくると、ちょっと最初の一歩が踏み出しにくいですが、読み切ったあとの充足感と満足感ははかりしれないものがありますね。

長い休みの前なんかに一気に大人買いしてみるのもいいかなと思います。