#名刺代わりの小説10選

海外作家・小説おすすめ18選!【#名刺代わりの小説10選】海外作品部門!

Twitter上で本好きによって、自分の好きな小説を10作品紹介する【#名刺代わりの小説10選】が行われています。

それ自体とても楽しいのですが、実際にどの作家や作品が人気なのか気になったため集計してみることにしました。

ここで紹介するのはその中から海外作品をだけを抜粋したものになります。

集計した結果、333人の作家さんと621作品の小説の名前があがりました。

そのうち海外の作家さんは74人に票が入っています。

集計前は、ほとんどが日本の作家・小説で埋まると思っていたのですが、333人中74人と予想よりもかなり海外作品にも人気が集まっていました。

大半の作家・作品は1票ですが、その中でも複数票入っていた作家・小説と、票が入っていた中で私が個人的におすすめする小説を紹介していきます。

アガサ・クリスティ

正式名は、『アガサ・メアリ・クラリッサ・クリスティ』。

1890年~1976年、イギリスの女性作家です。

世界的なベストセラーを連発し、『ミステリーの女王』とも呼ばれています。

アガサ・クリスティを聞いたこともないという人は少ないと思います。

作品は本当に有名なものが多いですが、一部紹介すると、

〇『オリエント急行殺人事件』

〇『アクロイド殺し』

〇『ABC殺人事件』

〇『そして誰もいなくなった』

あたりは聞いたことがあるのではないでしょうか。

現代日本の作家さんにも多大な影響を与えています。

私の好きな作家・米澤穂信さんの作品にも、『ABC殺人事件』『なぜ、エヴァンズに頼まなかったのか?』などの影響が出ているところがありました。

そこから私はアガサ・クリスティを読むようになったのですが、好きな作家をより深く知る意味でもぜひ一度有名どころだけでも読んでおくことをおすすめします。

J.K.ローリング

J.K.ローリングさんは、1965年生まれのイギリスの女性作家です。

本名はジョアン・ローリングですが、当時、女性作家だとわからないようにJ.K.ローリングとしました。

誰もが知っている人気小説【ハリーポッターシリーズ】の著者ですね。

ハリーポッターは小さい子どもから年配の方まで楽しめる名作です。

私自身も、私の親も大好きなシリーズで、本が苦手な子どもでも楽しく読めると思います。

娘が本を読める年頃になったら我が家でも改めて購入するつもりです。

コナン・ドイル

サー・アーサー・イグナティウス・コナン・ドイル。

1859年~1930年、イギリスの作家になります。

コナン・ドイルといえば、【シャーロックホームズシリーズ】ですね!

シャーロックホームズも誰もが知り、世界中で愛された作品です。

現代の多くの小説家にも大きな影響を与えており、ミステリー小説を読んでいると、シャーロックホームズのタイトルや関連した内容がよく出てきます。

フランツ・カフカ

フランツ・カフカ。

1883年~1924年、チェコ出身のドイツ語作家です。

カフカで一番有名なのは『変身』ですね。

ある朝目覚めると、主人公の男が突然、巨大な虫になってしまい、彼と家族のその後を描いた作品です。

それ以外にも『審判』『失踪者』などは聞いたことあるのではないかと思います。

ヘルマン・ヘッセ

ヘルマン・ヘッセも私の好きな海外の作家です。

ヘルマン・カール・ヘッセ。

1877年~1962年、ドイツ生まれのスイス作家です。

高校生のときにヘッセの『車輪の下』を読み好きになりました。

周囲からの期待に押しつぶされ、心をすり減らしていく少年の話で、明るいものではないですが、誰もが何かしら感じるところのある作品だと思います。

有名なところでいくと、『郷愁』『デミアン』『春の嵐』などもあります。

【#名刺代わりの小説10選】では『デミアン』が人気でした。

ミヒャエル・エンデ

ミヒャエル・アンドレアス・ヘルムート・エンデ。

1929年~1995年、ドイツの児童文学作家です。

ミヒャエル・エンデの作品は夢があり、心が温かくなるものが多いですね。

『モモ』『はてしない物語』が特に有名です。

特に私は『モモ』が好きで、岩波書店から出ていますが、岩波文庫ではなく、岩波少年文庫。

でもこれは大人でも楽しめる作品だと自信をもっておすすめします。

ドストエフスキー

フョーデル・ドストエフスキー。

1821年~1881年、ロシアの小説家になります。

かなり読みごたえがあり、読書初心者にはちょっとつらいかもしれませんが、どれもやはりおもしろい。

『カラマーゾフの兄弟』『罪と罰』『白痴』あたりが特に有名ですね。

『罪と罰』は学生のころに読もうと思い何度か挫折しながらなんとか読了。

でも社会人になって改めて読むと当時と違いかなりすんなり読むことができました。

ちょっと大人向けかなと思います。

シェイクスピア

ウィリアム・シェイクスピア。

1564年~1616年、イングランドの劇作家です。

一気に時代がさかのぼりましたが、海外作品となるとこの人は外してはいけないかと。

劇作家なのでその作品も一般的な小説とはちょっと趣がちがいます。

どれも短くすぐに終わりますが独特の世界観でほかの作品も気になってしまいます。

有名な作品は数多くありますが、四大悲劇として『ハムレット』『マクベス』『リア王』『オセロ』があります。

また、『ロミオとジュリエット』『夏の夜の夢』『ヴェニスの商人』『お気に召すまま』なども外せませんね。

アレクサンドル・デュマ

海外の作家で一番好きな作家をあげるとしたらこの人です!

アレクサンドル・デュマ・ペール。

1802年~1870年、フランスの小説家、劇作家です。

息子にアレクサンドル・デュマ・フィスがおり、こちらも『椿姫』などを書いた作家として知られており、父親を大デュマ、息子を小デュマとも呼びます。

私が特に好きなのは大デュマの方です。

『モンテクリスト伯』や『三銃士』を書いた作家になります。

この『モンテクリスト伯』は高校3年生のとき、センター試験の一週間前にも関わらず手にしてしまい、おもしろすぎて親の目を盗み、全巻一気読みしてしまうほどでした!

少し巻数がありますが、読み始めたらあっという間です!

サン・テグジュペリ

サン・テグジュペリもまた多くの人が名前を知っている海外の作家さんです。

正式名はかなり長く、アントワーヌ・マリー・ジャン=バティスト・ロジェ・ド・サン=テグジュペリです。

1900年~1944年、フランスの作家です。

『星の王子さま』の作者になります。

作家としてだけでなく操縦士としての経験が『夜間飛行』『戦う操縦士』など彼の作品に影響を与えています。

『星の王子さま』でも飛行機が墜落した設定になっていましたね。

箱根には星の王子さまミュージアムがあるので、読むのと一緒に訪れてみるのも楽しいです。

お土産で買った『星の王子さま』のしおりがかなりお気に入りです。

ダニエル・キイス

ダニエル・キイス。

1927年~2014年、アメリカの作家です。

ダニエル・キイスといえば『アルジャーノンに花束を』。

知的障害者のチャーリーが実験的手術により、一時的に天才となり、それがしだいに元に戻っていく様子を描いた小説です。

アルジャーノンはその手術を人間で試す前に実験されていたねずみの名前です。

元々は中編として、チャーリーの手記の形をとった作品でしたが、人気があり長編として出版されました。

多重人格者を題材としたノンフィクション作品『24人のビリー・ミリガン』の著者としても有名ですね。

ゲーテ

ヨハン・ヴォルフガング・フォン・ゲーテ。

1749年~1832年、ドイツの詩人、小説家、劇作家です。

自然科学や政治、法律も専門としており、著作も分野が幅広いです。

小説としては『若きウェルテルの悩み』が代表作です。

このウェルテルは作品の中でとにかく悩みまくっています。

もう何ページにわたって悩んでいるんだろうかとつっこみたくなるくらい悩んでいます。

それだけの人間の心理描写ができるというのがとにかくすごい。

それ以外にも、戯曲『ファウスト』が有名です。

ライマン・フランク・ボーム

ライマン・フランク・ボーム。

1856年~1919年、アメリカの児童文学作家です。

ボームの名前を聞いてパッと思い浮かばない人も『オズの魔法使い』の著者といえばなるほど!と思うでしょう。

基本的にはこの【オズシリーズ】がメインで、全14作品もあります。

映画にも劇にもなり、ほかの作品への影響も多いシリーズですね。

ジェイン・オースティン

ジェイン・オースティン。

1775年~1817年、イギリスの女性小説家です。

私はこのオースティンの『高慢と偏見』がすごく好きでここに入れさせてもらいました。

この作品は高慢な男性と、その男性に対して偏見を持っている女性が出会い、恋に落ちていく様子を描いた作品になります。

男性の高慢な部分も、偏見を持って接してしまう女性の思考も非常によくわかる部分であり、物語としてもおもしろさだけでなく、自身への教訓ともなる作品だと思います。

ルイス・キャロル

ルイス・キャロル。

1832年~1898年、イギリスの作家です。

数学者、論理学者、詩人、写真家でもあるという他分野にも活躍した人物でした。

代表作は、『不思議の国のアリス』『鏡の国のアリス』。

ディズニー映画にもなっていますね。

この二つの作品は、それを題材とした形で小説にも漫画にもゲームにも影響を与えていますね。

ハロウィーンとなれば、小説を読んだことがなくても、アリスのコスプレをする人も続出するくらい浸透しています。

作品としても素敵なので多くの人に読んでほしいと思います。

トルストイ

レフ・トルストイ。

1828年~1910年、ロシアの小説家、思想家です。

『戦争と平和』『アンナ・カレーニナ』『復活』『イワンのばか』といった有名作品があります。

私は『光あるうち光の中を歩め』や『人生論』も好きでした。

ロシア文学全体にいえることですが、少し固い印象もあるため、とっかかりが難しいかもしれません。

でも読みだすとこれまたおもしろい。

ロシア文学を代表する作家でもあるのでまずは一冊読んでみるといいかと思います。

マルキ・ド・サド

マルキ・ド・サド。

1740年~1814年、フランス革命期の貴族。

マルキがフランス語で侯爵という意味で、この名前で通っているが正式名は、ドナスィヤン・あるフォンス・フランソワ・ド・サド。

SMのSにあたるサディズム。

この言葉は、マルキ・ド・サドの名前に因んで名づけられています。

そんな彼の有名作が『悪徳の栄え』です。

【#名刺代わりの小説10選】の中でもときどき出てくるこの作品。

性的描写も含まれるため、日本で翻訳出版された当初は、わいせつ文書にあたるとして、翻訳者と出版社に有罪判決も出ていました。

作品としては理解しがたいところもあり、個人的には好きではありません。

マルキ・ド・サドの特殊な思考が思いっきり出ている作品で苦手にする人の方が多いのではないかと。

ただそれでも評価を受けているのも確かで、抵抗のない人なら一度読んでみてもいいかもしれません。

ヴィクトル・ユゴー

ヴィクトル=マリー・ユゴー。

ユーゴーともいいます。

1802年~1885年、フランスの小説家です。

なんといっても有名なのは『レ・ミゼラブル』。

すごくいい作品なのですが、多くの読書家が一度は挫折したのではないでしょうか。

私は1巻だけで3回途中で読むのをやめ、4回目にしてようやくその壁を突破しました。

最初がなかなかつらいですがそこを超えると手が止まらなくなります。

ユゴーの『九十三年』でも同じように最初がつらくて後半おもしろくなりますね。

ほかにも『死刑囚最後の日』も興味深い作品でした。

でも読むならやはり『レ・ミゼラブル』に挑戦してもらいたいです。

おわりに

【#名刺代わりの小説10選】の集計結果をもとに、海外の作家・小説のおすすめを紹介してきました。

海外の文学作品は、翻訳されるため、ちょっと独特の言い回しが多くみられます。

それが苦手という人もいますが、海外の有名作品にも、一度は読んでほしい素晴らしい作品がたくさんあります。

特に私が好きなのは、アレクサンドル・デュマの『モンテクリスト伯』やオースティンの『高慢と偏見』、ゲーテの『若きウェルテルの悩み』です。

いずれもおもしろく読みごたえがあるのでぜひ試してもらえたらと思います。