作者別おすすめ本

夏目漱石作品一覧!初心者におすすめの本はやっぱりこれ!

日本を代表する文豪の一人、夏目漱石。

『吾輩は猫である』、『坊っちゃん』、『こころ』など、有名な作品がたくさんありますね。

私が夏目漱石を読みだしたのは社会人になってからですが、困ったことが一つ。

有名な作品が多すぎて何から読んでいいかわからない!ということ!

夏目漱石の作品をだいたい読み切った今だから思うのは、どれから読んでもよい!

それでも目安になるものがあればいいなと思ったので、夏目漱石作品を作品の誕生順に一覧にしたものと、個人的なおすすめ作品を紹介していきます。

夏目漱石作品一覧

中・長編小説

『吾輩は猫である』 1905年1月~1906年8月
『坊っちゃん』 1906年4月
『草枕』 1906年9月
『二百十日』 1906年10月
『野分』 1907年1月
『虞美人草』 1907年6月~10月
『抗夫』 1908年1月~4月
『三四郎』 1908年9月~12月
『それから』 1909年6月~10月
『門』 1910年3月~6月
『彼岸過迄』 1912年1月~4月
『行人』 1912年12月~1913年11月
『こころ』 1914年4月~8月
『道草』 1915年6月~9月
『明暗』 1916年5月~12月

私の中で夏目漱石といえば、パッと浮かぶのが『吾輩は猫である』です。

何気にこの作品が長編小説として最も古いものになるんですね。

個人的には『こころ』が好きで、現時点でもう4回読んでいます。

短編小説

『倫敦塔』 1905年1月
『幻影の盾』 1905年4月
『琴のそら音』 1905年7月
『一夜』 1905年9月
『薤露行(かいろこう)』 1905年9月
『趣味の遺伝』 1906年1月
『文鳥』 1908年6月
『夢十夜』 1908年7月~8月
『永日小品』 1909年1月~3月

短編小説は、あまりぱっとタイトルを聞いたことのある作品は少ないと思います。

単行本でもほかの長編小説と一緒に収録されていたり、夏目漱石全集に載っていたりするといったくらいなので。

この中だと、『薤露行(かいろこう)』なんかが興味深かったなと思います。

この作品は、かの有名な『アーサー王物語』を題材とした創作になります。

この当時の日本文学で、海外を舞台にしたものというだけで、ちょっと不思議な雰囲気がありますよね。

夏目漱石作品はどの順番で読むのがよいか

読書好きなら順番に読むのがおすすめ!

もしあなたが読書好きの読書家であるならば!

古い作品から順番に読むのがおすすめです!

年を追うごとに思考が変わったり、より深まったりすることは往々にしてあります。

こういう風に変化していったのかなと感じることができるのも読書の楽しみの一つです。

また、夏目漱石の作品を一通り読んでみて思うのは、晩年の作品の方が内容が深い!

人間というものや人生というものをより考えさせられることが多いなと感じます。

もちろん、初期の作品もおもしろいです!

『坊っちゃん』なんかはとても読みやすく、最初から最後まで手を止めることなく読んでしまいました。

ちょっと夏目漱石も読んでみたいなという人は……

夏目漱石の作品をぜんぶ読むのはちょっと大変。

一つ二つおもしろい作品を読んでみたい!という人なら、

『こころ』『坊っちゃん』あたりがおすすめです。

『こころ』は上記したように、夏目漱石の作品の中で私が一番好きな作品です。

人間関係や自分の信念・生き方、家族についてなど、いろんなことを学ぶことができます。

『坊っちゃん』はとにかく読みやすい!

夏目漱石の中でも一番読みやすい作品はこれじゃないかなと感じています。

ページ数も多くはないので、読書がそこまで得意ではないけど、夏目漱石を読んでみようという人は『坊っちゃん』がいいと思います。

逆に、有名だけどなかなか読み切るのが大変なのが『吾輩は猫である』です。

おもしろいのはおもしろい。

でもけっこう長くて、似たような日常のシーンが続くため、読む側にちょっと根気が求められます。

私も途中でちょっとだれてしまって、読了までそこそこ時間がかかりました。

これ以外の作品だと、『三四郎』もいいですね。

若者から少し大人になっていく姿もおもしろいなと感じます。

『明暗』もまた読みごたえがあります。

特に順番を意識しないのであれば、このあたりから読んでみるのがいいかなと思います。

おわりに

夏目漱石の作品は、この時代の作家の中でも読みやすいものが多いかなと思います。

芥川龍之介や太宰治といった文豪たちは、とてもいい作品が多い反面、読書初心者にはちょっと読むのが大変かなと思う部分もあります。

日本の名作の導入として夏目漱石はとてもよいです。

ここをきっかけに日本のいい作品に手を広げてみてはいかがでしょうか。