あなたはなぜ小説を書こうと思っていますか。
小説家になるため、ヒットを生んでお金を稼ぐため、自分を表現したいため。
いろんな理由があっていいと思います。
創作をする上で、自分がなぜ書きたいのかという動機と、将来どうなりたいのかという希望を明確にしておくことが重要です。
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小説家になりたい動機はなんでもいい
小説家になりたい動機が何なのかを知りましょう。
動機といいましたが、別に高尚なものじゃなくてもいいんです。
〇自分の書きたいものを自由に書きたい
〇小説家になって有名になりたい
〇小説家として稼いで生きていきたい
〇デビューして周りを見返してみたい
いろんな動機、理由が浮かんでくると思います。
『すべてがFになる』でデビューした森博嗣さんは、小説を書いて応募した理由を、おこづかいが欲しかったからだと語っています。
そういったものでいいんです。
自分がなにを望んでいるのかがわかると、じゃあこれからどうしたらいいのかという展望が見えてきます。
動機がわかると何をしたらいいかが明確になる
たとえば、「自分が書きたいことを書いてみたい」だけであれば、自由に書けばいいんですよ。
プロになる必要もないし、自分の好きな時間に好きなように書いていけばいい。
「小説家になりたい!」という気持ちであっても、小説を書いている時点ですでに小説家とも言えます。
今は、投稿サイトもたくさんあり、自分の小説を人に見てもらう手段っていくらでも考えられます。
単純に稼ぎたいというのであれば、新人賞までいかなくても、無料でKindleで出版することも、noteなどのアプリで販売することもできるので、やり方によってはそれなりに稼げます。
投稿サイトでも、『ノベルアップ+』や『カクヨム』など、最近は人気によって収入が入るものもありますね。
「プロの小説家になって、それを仕事として稼ぎたい」なのだとしたら、小説を書いて新人賞に応募するのが正しいルートです。
これを見ているあなたは、自分が希望する道がどこにあるのでしょうか。
まずはそこを確かめてみてください。
漠然と思うだけでは時間の浪費である
小説を書きたいと思っている人は、世の中に数多くいます。
そのうち、実際に書いている人はかなり少ない。
事情は人によって違いますが、自分の中でこうするという意志が明確ではないことも一つの理由だと思います。
ただ書くだけでいいのか、プロの小説家を目指すのか、投稿サイトで上位を狙うのか。
それだけでも、小説へのアプローチが変わってきます。
逆にそこがわかれば、あとはやることは単純です。
目標に到達するためには何が必要かを考え、あとは書いていくだけになります。
そこがまずは最初の一歩です。
すごく基本的なことですが、ここを明確にすることで、ぐっと目標に近づくことができます。
ただ漠然と思っているだけだと、気づけば一年、二年と時間だけが過ぎていってしまいます。
自分の動機や目指す場所は見つかりましたか。
それでは自分が行きたいと望む道に向かって進んでいきましょう。