2025年(令和7年)8月1日付の読売新聞にこんな記事が掲載されていた。
「読書好き」ほど好成績
文部科学省は31日、小学6年と中学3年を対象に実施した2025年度の全国学力・学習状況調査(全国学力テスト)の成績とアンケート調査の分析結果を公表した。読書が好きな児童生徒ほど成績が良く、家庭の蔵書数とも相関関係がみられた。
(読売新聞より)
以前より、読書が子どもの成績や成長に寄与していると考えられていたが、こうした結果が出ると子どもを持つ親としては、我が子にも読書を勧めたいという気持ちに駆り立てられます。
具体的には、読書は好きかという設問に対し、好きに、「当てはまる」と回答した児童生徒のほうが、国語、算数・数学、理科の全6教科で成績が良かったのだと。
「当てはまる」に回答したのは全体の36.6%の児童生徒で、国語の平均正答率では73.6%。
全体の児童の平均正答率は67.0%であったので、6.6%ほど平均正答率が高いことになります。
また、「当てはまらない」とした11.6%の平均正答率は56.2%とその差は17.4%になります。
当てはまる | どちらかと言えば当てはまる | どちらかと言えば当てはまらない | 当てはまらない | |
割合 | 36.6% | 33.2% | 18.5% | 11.6% |
平均正答率 | 73.6% | 66.3% | 62.9% | 56.2% |
実際にどの程度、読書をしているのかまでは紹介されていませんでしたが、少なくとも、読書に読解力だったり、頭を使う活動に与えるものはあるのだと感じられます。
家の蔵書数は、0冊~25冊、26冊~100冊、100冊以上でアンケートを取っており、それぞれ小学国語(全14問)の平均正答数が、8.5問、9.7問、10.2問と蔵書数に応じて上がっているとのことです。
この記事を読んでまず思ったのは、
「我が子には本を読まそう!本好きになってもらいたい!」
です。
私自身も読書は好きで、子どもにも読ませたいと思いつつ、なかなかうまくいかないんですね。
いまはYouTubeもあるし、Amazonprimeなどのサブスクで好きにアニメも見れてしまう。
時間をかけてじっくり本を読もうと思ってもらうのって大変です。
それでも、幼少期から絵本の読み聞かせをしつつ、リビングで私も読書をする姿を見せ、本についてはお小遣いとは関係なく購入していいことにしています。
本はとても楽しいものなんだよ、という姿勢を見せ続けていると、徐々に子どもも、
「読んでみようかな」
という気持ちを持ってくれるようになった気はします。
強制はしたくないけど、読んで欲しい。
一緒に読んだ本のことを語り合える親子でありたいなと思います。